ترجمة سورة الأنفال

الترجمة اليابانية للمختصر في تفسير القرآن الكريم

ترجمة معاني سورة الأنفال باللغة اليابانية من كتاب الترجمة اليابانية للمختصر في تفسير القرآن الكريم.

預言者(アッラーの祝福と平安あれ)よ、かれらは戦利品について、あなたに問う。言いなさい。戦利品はアッラーと使徒のもの。だからそれをどうするかは、アッラーと預言者次第である。あなた方が信者ならば、アッラーを意識し、命令に従い禁止を犯さず、あなた方の間の相違を正し、悪い関係を互いの友愛、交流、そして善行と寛容性で修復して、アッラーとその使徒(ムハンマド)に真に信者ならば従いなさい。信仰は服従と背反から遠ざかることを教える。この問いかけは、バドルの戦いの後のものであった。
信者とは、至高なるアッラーの御名が唱えられるとその心が畏れおののき、心身ともに帰依し、かれらに印が読誦されると、熟慮し、信心を深め、その時、益を引き寄せ悪を避けるために、主にだけ頼りきる人びとである。
時間通りに礼拝の務めを守り、われらが授けたものから義務的なものと奨励されるものを施す人びと、
かれらこそ真の信者である。かれらには信仰と目に見える形のイスラームの特徴がある。アッラーの御元で、高い位階と赦しと最善の糧がある。それらはアッラーが準備された安楽である。
あなたの至高なるアッラーが、戦利品に関してあなた方の間に相違や争いが生じたので、それらをアッラー自身と預言者(アッラーの祝福と平安あれ)のものとされた。同時に、預言者(アッラーの祝福と平安あれ)よ、主はマディ-ナから啓示をもって、多神教徒との会見のために、あなたを出て行かせた。しかし信者の一派はそれは好まなかった。
預言者(アッラーの祝福と平安あれ)よ、多神教徒たちは戦闘について、それが起こることが明らかにされた後でも、あなたと議論する。まるで戦死に向かって、追い立てられるように、またその死を、目を開いて見るようにする。かれらは戦闘に出て行きたくないのだ。かれらはそうする準備をしていないのだ。
信者で議論する人びとよ、アッラーが2隊の中、1隊はあなた方が負かしてしまうと約束したときのこと。富を積んで戦利品をもたらす隊商か、戦闘をする軍隊かであるが、あなた方は戦闘しなくて済む隊商が、あなた方のものであるようにと望んだ。しかしアッラーはかれの言葉通り、多神教徒たちの指導者を殺害して、また多くを捕虜にして戦うようにとの命令で真理を立証し、イスラームの力を明確にしようとの考えであった。
かれはイスラームとその人々を勝利させて、その言葉の真実なることを証明し、真理を真理とされる。また間違いを間違いとして立証する。それは、多神教徒たちが嫌ってもそうされるのである。
バドルの戦いの日、敵に対して勝利するためあなた方がアッラーの援助を求めたとき、かれは、信者たちよ、次ぎ次ぎに来る千人の天使たちで、あなた方に応えた。
信者たちよ、アッラーは、ただこれを敵に対する支援として、あなた方への吉報とし、あなた方の心はそれによって勝利を確信して、安らいだ。勝利は数や準備の大小ではなく、至高なるアッラーからだけ来る。アッラーは誠に偉力大で、誰も負かすことはできず、規定と定命において英明である。
信者たちよ、アッラーからの安堵として、あなた方を睡眠で包み、敵からの恐怖心を安らげ、空から雨を降らせて、それであなた方を清めて、悪魔の嫌がらせを洗い流し、それであなた方の心を強くして、戦いでの体を頑丈にした。また砂の地面を固めて、あなた方の足をしっかりさせて、沈んだり滑ったりしないようにした。
預言者(アッラーの祝福と平安あれ)よ、あなたの主がバドルの戦いで、信者の助けとなった天使たちに啓示して、アッラーは言った。われは、支援のためにあなた方と共にいる。だから敵との闘いでは、信仰する人びとの決意を堅固にしなさい。われは不信心な人びとの心の中に、恐怖を投げ込む。そしてあなた方はかれらの首の上を打って殺し、また戦闘できないようにするため、それぞれの関節や四肢を打て。
不信仰者が殺され、四肢が切断されるのは、かれらがアッラーとその使徒に反抗したためだ。かれらは命令に従わず、禁止されたことを停止しなかった。アッラーとその使徒に反抗する人は、アッラーは現世では殺害か捕虜にして、来世では地獄の火の懲罰を与える。
アッラーと預言者に反対する者よ、現世の懲罰は急ぐというので、あなた方のものとしてそれを味わえ。そして不信仰と固執して死んだならば、あなた方には地獄の火の懲罰がある。
アッラーを信じ、預言者に従う人びとよ、攻撃してくる多神教徒たちに会ったとき、あなた方はかれらに背を向けてはいけない。忍耐強くし、しっかり対面するように、アッラーがあなた方を支援しているのだ。
その日かれらに背を向ける人は、作戦として逃げるのを見せて、その後反逆に転ずるといった作戦か、または味方の軍に合流するため以外は、アッラーの怒りを被り、かれの住まいは地獄となる。何と悪い行き先で、悲惨な転落所なのか。
信者たちよ、バドルの戦いの日、あなた方がその力で多神教徒たちを殺したのではない。アッラーがあなた方を助けたのだ。あなたが砂を多神教徒たちに投げたとき、あなたが投げたのではなく、アッラーが投げて敵に届かせたのだ。これは信者を試みるためで、かれからの恩寵として、かれが信者たちを少ない兵員と武器で試みたのだ。それでかれらがアッラーに感謝するかどうか。本当にアッラーはあなた方の祈りと言動について、全聴にして、何があなた方にとり最善かも、全知である。
多神教徒たちを殺し、砂を投げて、あなた方に勝利を与えるのは、すべてアッラーである。アッラーはイスラームに反する多神教徒たちの企みを弱らせる。
多神教徒たちよ、もしあなた方がよくないと思う人びとにアッラーがその懲罰と悲惨さを与えることを求めるならば、実にそれはすでに与えられた。それはあなた方への罰と信者への教訓として与えられた。あなた方がその要求を止めるならば、それはあなた方のために最も善い。というのは、直ちに時間の余裕を与えられ、一方あなた方への報復が急がれることはないだろうからだ。しかしあなた方が信者への攻撃に戻るならば、われらもあなた方への懲罰と信者への支援に戻るだろう。たとえあなた方の軍勢が大勢いて、武器が多くても、役に立たない。アッラーは、信者たちに手助けと支援を送られる。アッラーと共にいる者を征服するものはいないのだ。
信仰する人びとよ、アッラーとその使徒に従いなさい。命令に従い、禁止されたものは避けなさい。命令に反し、禁止事項を破るのではない。啓示の言葉を聞きいておきながら、それに背いてはいけません。
信仰する人びとよ、偽信者や多神教徒たちのように、わたしたちはクルアーンを聞いたと言っておきながら、十分そして警告を理解して聞かない人のようであってはいけない。それから学ばなければいけない。
アッラーの目にとって創造物の中で、地上で最悪の生物とは、真実を受け入れようとしては聞かない者であり、アッラーの命令も禁止も分からずに物言わない人びとだ。
もしアッラーが、かれら多神教徒や嘘つきたちにわずかでも善いところを認めたならば、かれはかれらに益のあるものを聞かせ、その証拠や証明を理解させる。ところが、かれらに善いところはないと知るのは、かれらに仮に聞かせても、かれらはしつこく反抗して背き去るのである。
信仰する人びとよ、アッラーを信じ、その使徒の呼びかけに応えなさい。かれらの命令に従い、禁止事項を避けるように。かれがあなた方に生を与える真理へと呼びかけ、かれは何でもできると確信するとき、他方でかれは、拒否するならば、人を不信仰にもさせることができることを知る。だから自らアッラーを求めなさい。復活の日には、集められるのだ。現世での行為によって、報われるのである。
信者たちよ、反目に注意しろ。それはあなた方の中、特に不正な人びとだけを害するのではない。他の人びともそうで、反目が広がり阻止されないときはそうである。反目する人びとにアッラーは、厳しく懲罰されることを知れ。だから反目しないように。
信仰する人びとよ、あなた方がマッカにおいて少数で、抑圧されて圧迫されていたときを思い出しなさい。あなた方はマッカの多神教徒が、あなた方を直ちに滅ぼしてしまうことを恐れていた。でもかれは、あなた方にマディーナという避難所を与え、かれは助けによってバドルなど戦地であなた方を強くされ、また様々な善いもの、要するに敵から捕獲した戦利品を与えた。あなた方は、アッラーの恵みに感謝し、それを増加してもらえるだろう。もし不信仰であるならば、その恵みを奪って、苦痛を与えるだろう。
信仰する人びとよ、アッラーとかれの使徒の命令や禁止事項を無視して裏切ってはいけない。また教えのことなど、信用されたことについても、故意にその信頼も裏切ってはいけない。財産と子供を愛することで僕を裏切りに追いやっているならば、それは反逆であり、アッラーは次のように言われる。
信仰する人びとよ、あなた方の財産と子女は1つの試練であり、それはあなた方を来世のための活動から妨げる、そして裏切りとなる。アッラーにこそ、そしてかれの御元にこそ絶大な報奨があることを知れ。また財産と子女のためにこの報奨を失うことのないように、そして裏切りにならないように。
信仰する人びとよ、もしあなた方がアッラーを意識して命令を守り禁止を破らないならば、かれはあなた方に真偽の識別を与え、それを間違わないようにし、あなた方の悪行を取り消し、その罪を赦す。アッラーは偉大な寵愛の持ち主なのだ。その寵愛の一部が、信者に用意された楽園である。
また不信心な人びとが、集結して、あなたを捕虜にし、または殺害し、または追放しようと画策したときのこと。かれらは策謀したけれど、アッラーも計略した。そしてアッラーは最も優れた計略者なのである。
われらの印が、かれらに読誦されるとき、かれらは真実に対して傲慢にして言った。確かにこれまでに聞いたことがある。もしわたしたちが望むならば、クルアーンと同じようなことが言える。これは、先祖の昔の嘘にすぎないのだ。われわれは信じない。
使徒よ、また多神教徒たちはこう言った。アッラーよ、もしこれが本当にあなたからの真理であるならば、わたしたちの上に空から破壊の石の雨を降らせるか、またはわたしたちに激しい苦痛をもたらせと。それは反発と拒否を誇張してのことであった。
でもアッラーは、あなたがかれらの中にいる間は、かれらを破滅の処罰はしなかった。それは受け身で答える人々であれ、唱道する人であれ、同じこと。ムハンマドよ、あなたがかれらの間に生きている間は、かれらにとって安全保障となり、またかれらが赦しを請うている間は、処罰しなかった。
かれらが禁忌のあるマスジド(マッカのアルマスジド・アルハラーム、以下同様)で人々が巡回(タワーフ)し、礼拝するのを妨げたことに対しては、アッラーがかれらを処罰せずにはいない。多神教徒たちは、アッラーの同盟者ではない。それはアッラーを意識して、命令を実行し禁止を守る人に限られる。しかしかれらの多くはそれが分らない。というのは、かれらはそうではないのに、アッラーの同盟者だと言い張っているからだ。
禁忌のあるマスジドにおけるかれらの礼拝ぶりは、ただ口笛を吹いて拍手しているだけだ。多神教徒たちよ、バドルの戦いではあなた方がアッラーに対して不信心であったり、使徒を拒否したりしたことに対して、殺されたり捕虜になったりする苦痛を味わえ。
信じない人びとは、アッラーの道から人びとを妨げるために、その財産を費やす。しかしその目的は達成しない。すぐに費やした財産は、失ったのに何も達成しなかったので、かれらの後悔の種となり、間もなくかれらは信者によって負かされる。審判の日、不信心な人びとは、地獄に追いやられて、そこに入れられ、そこで永遠に住み続けることとなる。
アッラーの道から人びとを妨げるために資財を費やす不信仰者たちは、地獄の火に追いやられ、アッラーは悪人を善人から区別される。かれは悪人、悪行、そして資材を次々と積み重ね、かれらを山積みにして地獄に投げ込む。これらの人、かれらこそ失敗者なので、かれらは自らの魂とその家族を審判の日に失うこととなるのだ。
使徒よ、アッラーと預言者について不信心な人びとに言え。あなた方が不信心とアッラーの道から人びとを妨げることを止めるならば、過去のことは赦されるだろう。イスラームは過去の罪を消去してくれるからだ。しかしかれらが繰り返すならば、以前の人びとの事例がすでに警告としてある。拒否して不信仰を継続したので、かれを迅速に罰することとなった。
信者よ、多神崇拝やアッラーの道から人びとを妨げることがなくなり、同列に配置されるものなしで、教えと服従がアッラーのみに向けられるまで、戦うように。そして不信仰者たちが、多神崇拝を止めて、またアッラーの道から人びとを妨げることを止めるならば、かれらを打ちやっておけ。確かにアッラーは、かれらの行なうことすべてを見ておられ、何事も隠されるものはないからである。
そしてもしかれらが不信仰を捨てるように、そしてアッラーの道から人びとを妨げることを止めるようにとの命令から背き去るとすれば、間違いなくアッラーがあなた方の擁護者となる。つまり最善の擁護者であり、最善の援助者であるのだ。誰であれ、アッラーが擁護される者は成功し、かれが援助される者は勝利するのだ。
信者たちよ、あなた方が戦いで得たどんな戦利品も5分割される。5分の4は、アッラーの道のために戦った人びとに分けられる。残りの5分の1は、次のようにさらに5分割される。ムスリム一般のために支出されるためにアッラーとその使徒のために、次いでは預言者(アッラーの祝福と平安あれ)の近親でハーシム家でありアルムッタリブの子孫たち、そして孤児たち、貧者や困窮者たち、困っている旅人びとの間である。もしあなた方がアッラーと、またバドルの戦いであなた方に敵に対して勝利を与えた正邪識別の日に、僕ムハンマド(アッラーの祝福と平安あれ)に啓示したものを信じるならば、この命令に従いなさい。あなた方に勝利を与えたアッラーは、何事も可能なお方である。
信者たちよ、あなた方がマディーナの方の谷に近い側にいて、多神教徒たちはマッカの方向の遠方にいて、隊商があなた方よりも低い紅海側にいたときのこと。たとえあなた方が多神教徒たちと互いに決戦の約束をしていたとしても、それは果たせなかっただろう。なぜなら、あなた方は数の上で不利であったし、相手も使徒との戦闘には二の足を踏むからである。しかしアッラーはそのような約束なしでバドルにあなた方を集め、定めた命令を成し遂げられた。つまり、信者の勝利と不信仰者の敗戦である。それはかれの教えの勝利であり、多神教の恥辱であった。こうして滅びる人は、少数であり準備不足であったにもかかわらず勝利した信者たちによる明らかな証拠ができた上で滅び、一方で生きる人はアッラーが提示した明らかな証拠に従って生きるのである。こうして、アッラーに対抗する論拠はない格好となる。誠にアッラーは、誰の言うことも聞き、誰のすることもご存知であり、何も隠すことができない方で、誰にでも報われる方なのである。
使徒よ、アッラーはあなたと信者への恩寵として、夢の中で敵側を少数に見せたとき、それを皆に知らせて、それを吉兆と見なした。そして決戦の決心がついたのであった。しかしかれらを多数に見せていたならば、信者たちの決意は揺るぎ、かれらは戦意を失っただろう。でもアッラーはあなたを救い、信者の勇気を失わないようにされて、敵を少数に見せられた。本当にかれは、心の中にあるものを知り、魂が隠しているものをご存知である。
信者たちよ、あなた方が、かれらと出会ったとき、かれはあなた方の目にかれらを少数に見せ、そしてあなた方を戦闘へと駆られて、またかれらの目にあなた方を少数に見せて、進軍させて戻ることは考えさせなかったのだ。こうしてアッラーは、不信仰者は報復として殺されたり捕虜になったりし、あなた方信者は勝利と敵の敗戦で報われて、定めた命令が必ず成し遂げられるようにされるのである。アッラーにこそ、すべてのことは帰着するのであり、善行者であれ悪行者であれ、それに応報されるのだ。
アッラーを信じ、その使徒に従う信者たちよ、敵軍と出会ったときは、堅固にして、臆病になるな。ひたすらアッラーを多く唱念しなさい。そうすればあなた方は援助されて、敵に勝利するだろう。望みの物を得られるように、そして恐れるものから守られるように、かれに祈りなさい。
アッラーとその使徒に、言葉、行い、その他の事柄について従いなさい。そして互いに言い争ってはいけない。さもないとあなた方は弱くなり、臆病となり、脆弱化する。だから耐えなさい。アッラーは耐える人びとを援助され、支援される。そしてその人は勝利するのだ。
高慢になって、人びとへの見栄のためにマッカを出て、アッラーの教えを人びとから阻む多神教徒のようであってはいけない。アッラーはかれらの行なうこと、すべてを把握している。何も隠すことはできないで、かれは報われるのだ。
信者よ、アッラーの恩寵を想起しなさい。悪魔が、かれら(多神教徒)にその行ないをうわべは立派であると思わせて、ムスリムとの戦いに向かわせたとき、悪魔は言った。今日は誰もあなた方(多神教徒)に打ち勝つことはできない、本当にわたしはあなた方の味方なのだと。しかし天使が助勢する信者と裏切ろうとする悪魔と一緒の多神教徒たちが互いに出会ったとき、悪魔は踵を返して言った。実のところわたしはあなた方と無関係だ。わたしはあなた方を支援する天使たちを見て、アッラーがわたしたちを滅ぼすころを恐れる。アッラーは懲罰に厳しく、だれもそれに耐えられないのだ。
偽信者と信仰脆弱な人びとが言った。信者たちは少数で準備もなかったが、多数で強力な敵に勝利すると断言したが、それは虚偽だったと。しかし偽信者たちは、アッラーのみに依拠し、約束通り勝利すると信頼する人にとっては、どんなに弱くてもアッラーは援助され、決して見捨てられないことが分からないのだ。アッラーは偉力大で、かれを負かすものはいない。かれは命令とその法規において英明である。
使徒よ、あなたは天使たちが不信仰者たちの魂を抜き取るとき、かれらが見合うならその顔を打ち、逃げるならその背中を打って言うのを見るだろう。不信仰者よ、地獄の火の苦痛を味わえ、それはすさまじい光景だと。
魂が抜き取られ、墓の中と来世での燃える懲罰は、あなた方のこの世での行いが原因だ。確かにアッラーは、その僕たちに間違いはしない。公正な裁きで、僕に対して不正はない。
不信仰者に対する処罰は、いつどこでも同じであった。フィルアウン一族や、かれら以前の人びとも同じように、至高なるアッラーの言葉を信じなかった。その罪に対して、アッラーは力と権勢で罰せられた。本当にアッラーは、強力であり、非力で敗北することはないのだ。また反対する者には、懲罰に厳しい。
厳しい懲罰が課せられる原因は、アッラーが人びとに与えた恩寵について、かれら自身で自らのものを信仰、正道、感謝という良い状態を、アッラーに不信を抱き、背反し、恵みに感謝しないという悪い状態に変えて、それを撤収しないからである。誠にアッラーは、僕の言葉を全て聞かれ、その行いのすべてを知っておられる。何も隠せるものはないのだ。
かれら不信仰者は、フィルアウン一族やそれ以前のアッラーを拒否した人びとと同類である。かれらはアッラーの印を嘘呼ばわりしたので、アッラーはその罪のためにかれらを滅ぼし、フィルアウン一族を溺れさせた。かれらはひとり残らず非服従で、アッラーを信仰せずに、それに同列に並ぶものを崇拝していた。かれらは懲罰を必然として、アッラーはそれで打たれたのであった。
本当に地上で歩く者で最悪なのは、アッラーとその使徒に不信仰であり、あらゆる印を拒否する者である。不信仰を貫き、導きの方途である、理性、聴覚、視覚などは、何の役にも立たない。
バニー・クライザ族のように、一度協定を結んでもその度に破る人びとは、アッラーを恐れず、約束を守らず、締結された約束などは反故にしてしまうのだ。
使徒よ、あなたが戦場で約束破りの不信仰者に遭遇するときは、かれらを厳しい事例となるようにしろ。かれら以外の人もそれを聞いて、それを教訓にして、あなたとの戦闘に恐怖心を抱くだろう。あるいはあなた方の敵を支援することを恐れるようになるだろう。
使徒よ、また協定の相手の様子から欺瞞と裏切りが懸念されるならば、かれらが不正に不利にならないために、約束を消滅させなさい。もし攻撃するときは、事前にそれを通告するように。アッラーは、裏切り者を愛されない。本当にそれを嫌われるので、裏切りには注意するように。
不信仰者たちに、懲罰を逃れ、それを失敗させたと思わせてはならない。かれらは懲罰から逃げ切り、それを失敗させることはできない。
信者たちよ、アッラーの敵であり、あなた方の敵に恐怖心を与え、あなたにできる限りの兵員、弓矢などの装備と訓練された軍馬などをアッラーの道のために備えなさい。そしてあなた方は周辺で身を潜め、その敵意を知らないが、アッラーはご存知であるかれら側にいるその他の人にも恐怖心を与えなさい。アッラーのみがご存知で、かれらが隠すことも承知されている。あなた方がアッラーの道のために施す大小の資財は、何らかの形であなた方に現世で補填され、来世では何の減額もせずに完全に報われる。だからその道のために、急いで支払うように。
使徒よ、もしかれらが和平に傾いたならば、戦うのは止めてあなたもそれに傾き、休戦して、アッラーを信頼しなさい。絶対に見捨てられない。誠にアッラーは、あなたの言葉をよく聞かれ、あなたの意図と行為を熟知されている。
たとえかれらがあなたを講和でもって欺いて戦おうとしても、あなたにはアッラーがいれば、かれらの企みやだましに対して十分である。かれこそは、その援助とマッカからの移住者やマディーナの支持者という信者たちによって、あなたを手助けするのである。
またかれは、あなたを支援した信者の心がバラバラであったのを結び付けた。たとえあなたが、地上のすべてのものを施しても、かれらの心を結び付けることはできなかった。しかしアッラーが、かれらの心を結び付けたのだ。真にアッラーは、その王国で偉力大で、誰も勝ることはできない。またその命じるところ、事態の処理や法規において、英明な方だ。
預言者(ムハンマド)よ、あなたと信者たちであなたに従う人には、アッラーがいれば十分なのだ。だから、アッラーを信頼し、かれに依拠するように。
預言者よ、戦闘において信者たちを鼓舞して、戦闘を継続し、かれらの決意を強化し士気を高めなさい。信者よ、あなた方の中、20人の忍耐強い人がいれば、200人を打ち負かすだろう。あなた方の中、もし100人の忍耐強い人がいるならば、1000人の不信仰者を打ち負かすだろう。なぜならかれら不信仰者は、アッラーはいつもその友を助け、敵を打ち負かすということを理解しないからだ。かれらは戦いの目的が理解できないが、そのためただ戦いはこの世で優越するためということになるのだ。
今アッラーはあなた方の負担を軽減したのは、あなた方に、弱みのあることをご存知だから。それはかれの恵みからだが、あなた方には10人に対してではなく、1人について2人に忍耐強くあらねばならない。だからもし100人の忍耐強い人がいれば、200人を打ち負かすだろう。そしてもし1000人ならば、アッラーの許しの下に、2000人を打ち負かすだろう。アッラーは、支持と援助によって、忍耐強い人びとと共におられるのである。
多数を殺害するまでは、捕虜を捕えることは、使徒にとってふさわしくない。敵で怖がる者が多数出てきて、戦闘をもうしなくなるからである。信者よ、バドルの戦いで勝利して身代金を望むが、アッラーはあなた方に、宗教を強く勝利させて誉れ高くすることで到達する来世を望まれる。アッラーは、その本質、属性、そしてその支配において、偉力大である。また処理と法規において英明な方である。
もし前もってアッラーが許されるという定めを書かれていなかったならば、あなた方はその受け取った戦利品や捕虜の身代金のために、重大な苦痛に見舞われたことだろう。というのは、啓示の以前にあなた方はそれらを獲得していたからだ。
だからあなた方が戦利品として得た合法なものを享受しなさい。そして、アッラーを意識し、その命令に従い禁止を守りなさい。本当にアッラーは、信者の僕には、よく赦される方であり、慈悲深い方である。
預言者よ、バドルの戦闘の後、あなた方の手中にある捕虜たちに言いなさい。もしアッラーが、あなた方不信心の捕虜の心の中に善いものを認めるならば、あなた方の身代金よりも善いものを与えられるので、悲しむことはない。アッラーは、あなたの罪を赦される。というのは、改心する人びとをよく赦される方であり、慈悲深い方である。この約束は、預言者(アッラーの祝福と平安を)の叔父であるアッバ-スらで,捕虜になった後でイスラームに入信した人々に対して果たされた。
かれらはあなたを言葉で裏切ろうとしてきたが、実は以前からアッラーを裏切ってきたので、たとえあなたを裏切ろうとしても、かれはあなたに、かれらが殺され、また捕虜にされたことで、勝利を与えられる。もしかれらが元通り悪行に走るのであれば、同じような事態になるのを、かれらは待つこととなる。アッラーは、創造について知り尽くし、かれらに何が最善かを知り尽くされる。そして物事の処理において英明です。
アッラーを信じ、使徒を受け入れ、法規を守り、非イスラーム地域からイスラームの地域へ移住し、あるいは安全に礼拝できるところへ移り住み、アッラーの道のために財産と生命を捧げてアッラーの教えを高めようと奮闘努力した人びと、それからかれらに避難所を提供し援助した人びと、これらの移住者やイスラームの家にいる支持者たちは、互いに助け合う友人であり擁護者である。一方、信仰しても、移住しなかった人びとについては、かれらが移住するまであなた方信者には、かれらを保護する義務はない。でもかれらが宗教の迫害に関してあなた方に援助を求めるならば、敵に対してかれらを助けなさい。ただしあなた方と盟約のある間の人びとに逆らってはならない。アッラーはあなた方の行なうことを、すべてお見通しであり、それについて報われるのである。
不信心な人びとも、互いに不信仰について友人となり団結する。信者はかれらと友人になってはならない。だからあなた方信者も互いに擁護して、不信仰者に反対しないならば、信仰者は支援がなく脆弱となり、従ってアッラーの道は妨げられるので、地上には大変な退廃が起こるだろう。
信仰して移住し、アッラーの道のために財産と生命を捧げて奮闘努力した人びとと、かれらに避難所と支援を提供した人びと、これらの人びとは真の信者である。かれらにはその罪に対してはアッラーからの赦しと、最善の糧が授かることとなる。つまりそれは、楽園である。
先に移住し支持した人々より遅れて信仰に入り、移住してあなた方と共に奮闘努力した人びとは、非イスラーム地域からイスラームの地域に移り、アッラーの言葉が最高で、不信仰者の言葉が最低となるように努めるので、信者たちよ、かれらはあなた方の仲間である。かれらにもあなた方と同様の権利があるし、義務も同様である。アッラーの最終的な相続法によれば、家族に厚く、以前のように信条や移住次第ということではない。アッラーは、すべてのことをご存知で、何も隠せない。僕の利益は何かを知り、その福利のために法規を定められる。
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اعتنَتْ سورةُ (الأنفال) ببيانِ أحكامِ الحرب والغنائمِ والأَسْرى؛ ولذا سُمِّيتْ بهذا الاسمِ، وقد نزَلتْ هذه السورةُ في المدينةِ بعد غزوة (بَدْرٍ)؛ لذا تعلَّقتْ أسبابُ نزولها بهذه الغزوة، وقد أبانت السورةُ عن قوانين النَّصر المادية: كتجهيز العَتاد، والمعنوية: كوَحْدة الصَّف، وأوضَحتْ حُكْمَ الفِرار من المعركة، وقتالِ الكفار، وما يَتبَع ذلك من أحكامٍ ربانيَّة، كما أصَّلتْ - بشكل رئيسٍ - لقواعدِ عَلاقة المجتمع المسلم بغيره.

ترتيبها المصحفي
8
نوعها
مدنية
ألفاظها
1243
ترتيب نزولها
88
العد المدني الأول
76
العد المدني الأخير
67
العد البصري
76
العد الكوفي
75
العد الشامي
77

تعلَّقتْ سورةُ (الأنفال) بوقائعَ كثيرةٍ؛ لذا صحَّ في أسبابِ نزولها الكثيرُ؛ من ذلك:

* ما جاء عن سعيدِ بن جُبَيرٍ رحمه الله، قال: «قلتُ لابنِ عباسٍ: سورةُ التَّوبة؟ قال: التَّوبةُ هي الفاضحةُ، ما زالت تَنزِلُ: ﴿وَمِنْهُمْ﴾ ﴿وَمِنْهُمْ﴾ حتى ظَنُّوا أنَّها لن تُبقِيَ أحدًا منهم إلا ذُكِرَ فيها، قال: قلتُ: سورةُ الأنفالِ؟ قال: نزَلتْ في بَدْرٍ، قال: قلتُ: سورةُ الحشرِ؟ قال: نزَلتْ في بني النَّضِيرِ». أخرجه مسلم (٣٠٣١).

* قوله تعالى: ﴿يَسْـَٔلُونَكَ عَنِ اْلْأَنفَالِۖ قُلِ اْلْأَنفَالُ لِلَّهِ وَاْلرَّسُولِۖ فَاْتَّقُواْ اْللَّهَ وَأَصْلِحُواْ ذَاتَ بَيْنِكُمْۖ وَأَطِيعُواْ اْللَّهَ وَرَسُولَهُۥٓ إِن كُنتُم مُّؤْمِنِينَ﴾ [الأنفال: 1]:

عن سعدِ بن أبي وقَّاصٍ رضي الله عنه، قال: «لمَّا كان يومُ بدرٍ جئتُ بسيفٍ، فقلتُ: يا رسولَ اللهِ، إنَّ اللهَ قد شَفَى صدري مِن المشركين - أو نحوَ هذا -، هَبْ لي هذا السيفَ، فقال: «هذا ليس لي، ولا لك»، فقلتُ: عسى أن يُعطَى هذا مَن لا يُبلِي بلائي، فجاءني الرسولُ، فقال: «إنَّك سألْتَني وليس لي، وإنَّه قد صار لي، وهو لك»، قال: فنزَلتْ: ﴿يَسْـَٔلُونَكَ عَنِ اْلْأَنفَالِۖ﴾ الآيةَ». أخرجه الترمذي (٣٠٧٩).

وعن عُبَادةَ بن الصامتِ رضي الله عنه، قال: «خرَجْنا مع النبيِّ ﷺ، فشَهِدتُّ معه بدرًا، فالتقى الناسُ، فهزَمَ اللهُ العدوَّ، فانطلَقتْ طائفةٌ في آثارِهم يَهزِمون ويقتُلون، وأكَبَّتْ طائفةٌ على العسكرِ يَحْوُونه ويَجمَعونه، وأحدَقتْ طائفةٌ برسولِ الله ﷺ؛ لا يُصِيبُ العدوُّ منه غِرَّةً، حتى إذا كان الليلُ وفاءَ الناسُ بعضُهم إلى بعضٍ، قال الذين جمَعوا الغنائمَ: نحن حوَيْناها وجمَعْناها؛ فليس لأحدٍ فيها نصيبٌ! وقال الذين خرَجوا في طلبِ العدوِّ: لستم بأحَقَّ بها منَّا؛ نحن نفَيْنا عنها العدوَّ وهزَمْناهم! وقال الذين أحدَقوا برسولِ اللهِ ﷺ: لستم بأحَقَّ بها منَّا؛ نحن أحدَقْنا برسولِ اللهِ ﷺ، وخِفْنا أن يُصِيبَ العدوُّ منه غِرَّةً، واشتغَلْنا به! فنزَلتْ: ﴿يَسْـَٔلُونَكَ عَنِ اْلْأَنفَالِۖ قُلِ اْلْأَنفَالُ لِلَّهِ وَاْلرَّسُولِۖ فَاْتَّقُواْ اْللَّهَ وَأَصْلِحُواْ ذَاتَ بَيْنِكُمْۖ﴾ [الأنفال: 1]، فقسَمَها رسولُ اللهِ ﷺ على فُوَاقٍ بين المسلمين، قال: وكان رسولُ اللهِ ﷺ إذا أغارَ في أرضِ العدوِّ نفَّلَ الرُّبُعَ، وإذا أقبَلَ راجعًا وكَلَّ الناسُ نفَّلَ الثُّلُثَ، وكان يَكرَهُ الأنفالَ، ويقولُ: «لِيَرُدَّ قويُّ المؤمنين على ضعيفِهم»». أخرجه أحمد (٢٢٧٦٢).

* قوله تعالى: ﴿إِذْ تَسْتَغِيثُونَ رَبَّكُمْ فَاْسْتَجَابَ لَكُمْ أَنِّي مُمِدُّكُم بِأَلْفٖ مِّنَ اْلْمَلَٰٓئِكَةِ مُرْدِفِينَ﴾ [الأنفال: 9]:

عن عبدِ اللهِ بن عباسٍ رضي الله عنهما، قال: «حدَّثني عُمَرُ بن الخطَّابِ، قال: لمَّا كان يومُ بَدْرٍ نظَرَ رسولُ اللهِ ﷺ إلى المشركين وهم ألفٌ، وأصحابُه ثلاثُمائةٍ وتسعةَ عشَرَ رجُلًا، فاستقبَلَ نبيُّ اللهِ ﷺ القِبْلةَ، ثم مَدَّ يدَيهِ، فجعَلَ يَهتِفُ برَبِّهِ: اللهمَّ أنجِزْ لي ما وعَدتَّني، اللهمَّ آتِ ما وعَدتَّني، اللهمَّ إن تَهلِكْ هذه العصابةُ مِن أهلِ الإسلامِ لا تُعبَدْ في الأرضِ، فما زالَ يَهتِفُ برَبِّهِ، مادًّا يدَيهِ، مستقبِلَ القِبْلةِ، حتى سقَطَ رداؤُهُ عن مَنكِبَيهِ، فأتاه أبو بكرٍ، فأخَذَ رداءَهُ، فألقاه على مَنكِبَيهِ، ثم التزَمَه مِن ورائِه، وقال: يا نبيَّ اللهِ، كفَاك مُناشَدتُك ربَّك؛ فإنَّه سيُنجِزُ لك ما وعَدَك؛ فأنزَلَ اللهُ عز وجل: ﴿إِذْ تَسْتَغِيثُونَ رَبَّكُمْ فَاْسْتَجَابَ لَكُمْ أَنِّي مُمِدُّكُم بِأَلْفٖ مِّنَ اْلْمَلَٰٓئِكَةِ مُرْدِفِينَ﴾ [الأنفال: 9]، فأمَدَّه اللهُ بالملائكةِ». أخرجه مسلم (١٧٦٣).

* قوله تعالى: ﴿وَمَن يُوَلِّهِمْ يَوْمَئِذٖ دُبُرَهُۥٓ﴾ [الأنفال: 16]:

عن أبي سعيدٍ رضي الله عنه، قال: «نزَلتْ في يومِ بدرٍ: ﴿وَمَن يُوَلِّهِمْ يَوْمَئِذٖ دُبُرَهُۥٓ﴾ [الأنفال: 16]». أخرجه أبو داود (٢٦٤٨).

* قوله تعالى: {وَمَا كَانَ اْللَّهُ لِيُعَذِّبَهُمْ وَأَنتَ فِيهِمْۚ وَمَا كَانَ اْللَّهُ مُعَذِّبَهُمْ وَهُمْ يَسْتَغْفِرُونَ ٣٣ وَمَا لَهُمْ أَلَّا يُعَذِّبَهُمُ اْللَّهُ وَهُمْ يَصُدُّونَ عَنِ اْلْمَسْجِدِ اْلْحَرَامِ} [الأنفال: 33، 34]:

عن أنسِ بن مالكٍ رضي الله عنه، قال: «قال أبو جهلٍ: اللهمَّ إن كان هذا هو الحقَّ مِن عندِك، فأمطِرْ علينا حجارةً مِن السماءِ، أو ائتِنا بعذابٍ أليمٍ؛ فنزَلتْ: {وَمَا كَانَ اْللَّهُ لِيُعَذِّبَهُمْ وَأَنتَ فِيهِمْۚ وَمَا كَانَ اْللَّهُ مُعَذِّبَهُمْ وَهُمْ يَسْتَغْفِرُونَ ٣٣ وَمَا لَهُمْ أَلَّا يُعَذِّبَهُمُ اْللَّهُ وَهُمْ يَصُدُّونَ عَنِ اْلْمَسْجِدِ اْلْحَرَامِ} الآيةَ». أخرجه البخاري (٤٦٤٩).

سُمِّيتْ سورةُ (الأنفال) بذلك؛ لأنها بدأت بالحديثِ عن (الأنفال).

كما سُمِّيتْ أيضًا بسورة (بَدْرٍ): لِما صحَّ عن سعيدِ بن جُبَيرٍ رحمه الله، قال: «قلتُ لابنِ عباسٍ: سورةُ الأنفالِ؟ قال: تلك سورةُ بَدْرٍ». أخرجه مسلم (٣٠٣١).

ووجهُ التسمية بذلك ظاهرٌ؛ لأنها نزَلتْ بعد غزوةِ (بَدْرٍ)، وتحدَّثتْ بشكلٍ رئيس عن هذه الغزوةِ.

* أنَّ من أخَذها عُدَّ حَبْرًا:

فعن عائشةَ رضي الله عنها، عن رسولِ الله ﷺ، قال: «مَن أخَذَ السَّبْعَ الأُوَلَ مِن القرآنِ، فهو حَبْرٌ». أخرجه أحمد (24575).

* أنها تقابِلُ التَّوْراةَ مع بقيَّةِ السُّوَر الطِّوال:

فعن واثلةَ بن الأسقَعِ رضي الله عنه، قال: قال رسولُ الله ﷺ: «أُعطِيتُ مكانَ التَّوْراةِ السَّبْعَ الطِّوالَ». أخرجه أحمد (17023).

جاءت موضوعاتُ سورةِ (الأنفال) كما يلي:

* قوانينُ ربَّانية {وَمَا ‌اْلنَّصْرُ إِلَّا مِنْ عِندِ اْللَّهِۚ}:

1. الأنفالُ وصفاتُ المؤمنين الصادقين (١ -٤).

2. غزوة (بدر) (٥-١٤).

3. حرمةُ الفرار من المعركة، ومِنَّة الله بالنصر والتأييد (١٥-١٩).

4. طاعة الله ورسوله، والنهيُ عن خيانة الأمانة (٢٠-٢٩).

5. نماذجُ من عداوة المشركين للمؤمنين (٣٠-٤٠).

6. توزيعُ غنائمِ (بدر) مع التذكير بما دار في المعركة (٤١-٤٤).

* قوانينُ مادية {وَأَعِدُّواْ لَهُم مَّا اْسْتَطَعْتُم مِّن قُوَّةٖ}:

7. من شروط النصر، وأسباب الهزيمة (٤٥-٤٩).

8. نماذجُ من تعذيب الله للكافرين (٥٠-٥٤).

9. قواعد السلم والحرب والمعاهَدات الدولية (٥٥-٦٣).

10. وَحْدة الصف، والتخفيف في القتال (٦٤-٦٦).

11. العتاب في أُسارى (بدر) (٦٧- ٧١).

12. قواعدُ في علاقة المجتمع الإسلامي بغيره (٧٢-٧٥).

ينظر: "التفسير الموضوعي للقرآن الكريم" لمجموعة من العلماء (3 /131).

افتُتِحت السُّورةُ بمقصدٍ عظيم؛ وهو بيانُ أحكامِ (الأنفال)، والأمرُ بتقوى الله وطاعتِه وطاعة رسوله، في ذلك وغيره، وأمرُ المسلمين بإصلاح ذاتِ بينهم، وأن ذلك من مقوِّمات معنى الإيمان الكامل، واشتمَلتْ على تذكيرِ النبي ﷺ بنعمةِ الله عليه إذ أنجاه من مكرِ المشركين به بمكَّةَ، وخلَّصه من عنادِهم. ثمَّ قصَدتْ دعوةَ المشركين للانتهاء عن مناوأةِ الإسلام، وإيذانِهم بالقتال، والتحذيرِ من المنافقين، وضربِ المَثَل بالأُمم الماضية التي عانَدتْ رُسُلَ الله ولم يشكروا نعمةَ الله، كما قصَدتْ بيانَ أحكام العهد بين المسلمين والكفار، وما يَترتَّب على نقضِهم العهدَ، ومتى يحسُنُ السلمُ.

ينظر: "التحرير والتنوير" لابن عاشور (9 /248).